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摘要：本文是一篇日本语言学论文，しかし時間と能力の制限のため、本論文にはまだいくつか不足がある。まず、本論文は国家級計画の二セットの教材を選んだが、まだそれらがすべての基礎日本語教材を代表しているとは言えないので、全面的に不足点があると感じる。また、関連研究も少ないので、本稿はこの視点からの初歩的検討である。特にコルタツと金（Cortazzi & Jin）とエレンとバレッタ（Allen & Valette）の文化要素分類理論を利用し、教材の内容がどのように「課程思想政治」を表現しているのかについて論じない。したがって、今後はこのテーマをめぐって、さらに深く研究したい。

明する。「衣食住と旅行」では文章の中で主人公の旅の計画と行程などの説明を主要な内容としているが、観光スポットについてもその景色などを簡単に紹介している。また二セットの教材の中には日常生活に関する紹介が多く見受けられるので、日常生活という要素を加えた。『日総』第三冊第二課「郵便局で」や第七課「美容院で」は普遍的な日常生活の一部である。

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第三章文化要素からみる基礎日本語教材の特徴.........................46

一、共通の特徴............................... 46

二、個性的な特徴................... 49

第四章教材の改訂と使用についての助言..........................53

（一）教材編纂者に対する助言.............................. 53

（二）日本語教師に対する助言.............................. 55

（三）日本語学習者に対する助言............................ 58

結論.................................... 61

一、研究結果のまとめ............................ 61

二、不足と今後の課題.................................. 62

第四章教材の改訂と使用についての助言

（一）教材編纂者に対する助言

1.教材における地域構造文化要素の分布比率を調整する。

まず、二セットの教材の中に地域背景なしの文化要素はいずれも 40%以上を占めている。このような文化要素が多くなると、他の地域文化要素の比率が少なくなるので、地域背景なしの文化要素の比率を減らす必要がある。次に、二セットの教材の中で国際文化要素の比率は 5％以下であり、他の地域文化要素より少ない。国際文化要素は学生に『国家標準』と『教学指南』、「国際視野」の要求を達成できないようにさせる。そのため、中国と日本以外の国の文化要素を増加し、文化の多元性を増加させ、学生の視野を広げ、学生の異文化コミュニケーション能力を高めるべきである。

また、両教材の母語文化要素の比率が少ないため、文化のグローバル化を背景に、外国語教育は「彼を知る」文化観（目的語文化）を確立するだけでなく、「自分を知る」の文化意識（母語文化）を育成しなければならない。このようにしてこそ、中国の外国語教育は中国の優れた伝統文化を発揚し、中国と世界をつなぐ橋と絆になれるのである。したがって、母語文化、すなわち中国文化の比率を適切に増加させ、学生が日本語で自分の国の文化を表現できるようにする。また、二セットの教材を統計分析したところ、『総日』には北京など北方の文化要素が多く含まれ、『日綜』には上海や南方の文化要素が多く含まれていることが分かった。そのため、教材の全国共通性を考えると、教材の地域の傾向を調整し、中国の各地域の文化を含む必要がある。学生に本国のすばらしい山河を理解させ、民族の自信と誇りを高める。

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結論

一、研究結果のまとめ

本研究は基礎日本語教材——『総日』（1－4 冊）と『日総』（1－4 冊）を研究対象とし、コルタツと金（Cortazzi & Jin）文化要素分類理論、エレンとバレッタ（Allen & Valette）文化要素分類理論と『国家標準』に基づき、地域構造と文化構造の観点から二セットの基礎日本語教材における文化要素の特徴を具体的に検討した。まず、共通の特徴は：1.地域文化要素の分布比率が似ている。2.話題の種類が豊富である。3.一つの文章に二つ或いは二つ以上の文化要素がある。4.文化要素は学生の日常生活に緊密に関わるものである。5.本文と会話文には同じ文化要素がある。6.文化要素の内包は更に深化する必要がある。また、個性的な特徴は：1.比較文化要素の分布の比率が異なる。2.母語文化要素の中で具体的な地域の傾向が異なっている。3.文化要素の面白さが異なる。4.文化要素の関連性が異なる。5.文化要素の時代性が異なる、といった点である。最後に、以上の特徴に基づき、『国家標準』と『教学指南』での学生の異文化コミュニケーション能力に関する要求を実現することや教材編纂者、教師と学生に参考になることを目的として次のようなことを提案した。まず、教材編纂者に対する助言として：1.教材における地域構造文化要素の分布比率を調整すること。2.文化要素の内容を更に深めること。3.文化要素を現代社会に近づけるように促し、時代性を持つこと。4.『日総』における文化要素の面白さを増すこと。日本語教師に対する助言は：1.自分の業務能力を高め、協力を重視すること。2.教材の文化要素を適切に補足したり、削除すること。3.文化要素の内包を深く掘り下げ、開拓することと課外実践活動の配置。4.現代情報教育技術を利用して、教育方法と手段を革新すること。日本語学習者に対する助言は：1.言語知識の学習を通じて、異文化コミュニケーション能力を高めること。2.積極的に自主的に教材のテキストにおける文化の内包を深く体得すること。3.広く読むことによって、異文化コミュニケーション能力を高めること。4.インターネットを効果的に利用して異文化コミュニケーション能力を高めること。5.応用と実践を重視すること。

参考文献（略）