英语论文网

になっている。これに対して、岡は日記に不安を表明する。そして、広州滞在中に岡千仞が広州文人や官員たちとの筆談は漢詩の切磋に止まらず、東西文明の取捨、首都の選択、朝鮮事件、中日関係、都市建設といった深刻な争点をめぐって展開されている。その議論範囲が広くて深みもある。岡千仞が記した筆談内容には、当時の広州文人のほとんどはまだ保守的であったことが見られるほかに、文廷式のような国家のことを特に心配している若者も描かれている。「彼は将来きっと素晴らしい人材になるだろう」と文廷式を高く評価した。「岡には近代日本の欧化主義を肯定する論理があった」「ヨーロッパ文明の有効性のうえに立って、中国文化圏内にとじこもることの愚かさを批判する」と竹内実が指摘しているように、岡千仞は広州文人との筆談で欧化主義を示し、欧米の基準に従って中国の問題を批判することが多かった。それと同時に、漢学者としての岡千仞には中国への期待がまだあり、中国と連携する意識を持ち、積極的に中国の有識者に打開策を提案する姿勢が見られる。

また、香港はイギリスをはじめとしての西洋列強が東洋に侵入する一拠点だと岡千仞は認識し、東洋の一員として西洋の侵入に危機意識を持つようになった。それと同時に、岡千仞は香港の近代化にも注目し、広州の都市建設を問題として取り上げるのに対して、香港の都市建設に肯定的な態度を示している。そのほか、岡千仞は在香港日本人からよく清仏戦争の情報を聞きとり、このことから香港が近代日本にとっての情報源でもあると考えられる。

参考文献（略）

本论文由英语论文网提供整理，提供论文代写，英语论文代写，代写论文，代写英语论文，代写留学生论文，代写英文论文，留学生论文代写相关核心关键词搜索。